市街地にサル、55人襲われる=かみつき被害相次ぐ-静岡
静岡県三島市と裾野市の市街地などに22日からサルが出没し、26日までに少なくとも55人が足をかまれるなどした。両市に現れたサルは同一とみられ、被害に遭った人はいずれも軽傷のもよう。
両市によると、三島市では22~26日に27人、同市に隣接する裾野市では24~26日に28人が、屋内や屋外でふくらはぎをかまれるなどした。サルは背後から近づいて足などにかみつき、すぐに逃げていくという。
人を襲っているのは野生のニホンザルで、1~2頭で行動しているとみられる。両市は県警などの協力を得てサルを捜しているが、捕獲には至っていない。