本日もお疲れ様です~!一気に寒くなってくるこの時期に要注意です→ ●ヒートショックという言葉を聞いたことがありますか?
聞きなれない言葉ですが、ヒートショックが原因で亡くなる方は年間1万人以上いると言われています。
しかし、ヒートショックというのはどんな状態で、どうすればヒートショックを防げるのかというのは、案外知られていないのではないでしょうか?
「ヒートショックの原因と対策」では、ヒートショックの起こる原因や家庭でできるヒートショックの防止方法などを紹介しています。
もし、家族の中にヒートショックを起こしやすい人がいたら。。。
家庭の中の少しの工夫で、かなりのヒートショックを防ぐことができるんですよ。
大切な家族を「ヒートショック」から守るための暮らしの工夫をしてみましょう。
●寒さが厳しい季節になると懸念されるヒートショック
冬の寒い時期に、暖房の効いた暖かい部屋から廊下や
トイレなどに行くと、寒さに「ゾクゾクッ」っと震えることが
ありませんか?
この状態も 「ヒートショック」の一種なのです。
急激な温度変化にさらされることで血圧が急上昇、
急降下する 「ヒートショック」が懸念されています。
特に寒さが厳しくなる冬場に「ヒートショック」が起こりやすくなり、入浴中に亡くなる人が増加しています。
●ヒートショックとは?
ヒートショックとは、急激な温度変化が体に及ぼす影響のことです。
室温の変化によって血圧が急激に上昇したり下降したり、脈拍が早くなったりする状態のことをいいます。
室温の変化にさらされた人間の体は体温を一定に保つために、血管が急激に収縮し血圧の変動や脈拍の変動を起こします。
心臓に思った以上の負担をかけているのです。
ヒートショックは、心筋梗塞や脳血管障害などにつながりかねない危険な状態と言えるのです。
●ヒートショックを起こしやすい人
ヒートショックを全ての人が起こすわけではありません。
ヒートショックを起こしやすいのは、どのような人なのでしょうか?
□65歳以上である
□高血圧や糖尿病の人、動脈硬化のある人
□肥満気味の人や睡眠時無呼吸症候群のような
呼吸に問題がある人、不整脈がある人
□自宅の浴室には暖房設備がない
□一番風呂に入ることが多い
□熱い風呂が大好き
□お酒を飲んでからお風呂に入ることがある
この中でもヒートショックの影響を大きく受けやすいのは、高齢者と高血圧や糖尿病の人・動脈硬化のある人です。
その他にも肥満気味の人や睡眠時無呼吸症候群のような呼吸に問題がある人、不整脈がある人なども注意が必要です。
とくに高齢者は血管がもろくなっているうえ、血圧の上昇幅が大きく、脳出血などを起こしやすくなります。
ヒートショックは、高齢者の人が家庭内で死亡する原因の4分の1を占めているのです。
性別でみた場合は、入浴中に起こる事故の件数は男性の方が多いのですが、死亡に至ってしまうのは女性の方が多くなっています。
高齢者になるほどその割合も高くなっています。
これは、皮下脂肪な どの脂肪量が多い女性の方が、体温調節がうまくいかなくなってしまってるのが原因ではないかと言われています。
いずれにしても、高齢になるとヒートショックの影響も大きくなります。
以上 気をつけましょうね(^。^)