=バイオメトリクス(識別装置)の種類と特徴=
・指紋認証 / 本人認証手段として確立しており装置も安価である読み取れない場合もあるので、2指以上登録しておく必要あり。
・虹彩(こうさい)認証又はアイリス認証 /高精彩カメラで目を非接触で撮影して認証できるので抵抗感がほとんどない。 高価であり、装置が比較的大型になるので設置に留意する必要あり。
・静脈認証 / 赤外発光ダイオードと高精彩カメラで手の甲や指の静脈パターンをほぼ非接触で認証できる。指紋認証に比べ高価で大型である。
・掌形認証 / 手の甲の厚さ、指の長さなどをカメラで認証する。接触型で、比較的高価で大型である。
・顔認証 / カメラで非接触で撮像し、認証する。双子の識別はほとんど不可能。
・音声認証 / 非接触型。音声の声紋を認証する。比較的安価。周囲や雑音や風邪などの体調に影響される。
・サイン認証 / 筆記運動、スピード、筆圧などで認証する。本人拒否率が高く、時間がかかる。
店長解説・・・重要なポイントは、識別精度が高いこと、処理速度が高いこと、メンテナンスフリー又は故障確立が低いこと、価格が比較的安いことなどですね。
設置場所(第1~第4警戒線)の重要ポイント(第3.4警戒線)ほど出入り口を利用する人の数は限られてきますので、処理速度よりも識別精度に重点を置く必要があります。
又、バイオメトリクスには、他人許容率をゼロに近づけると本人拒否率が高くなるという問題があります。その逆もしかりです。
なので、、バイオメトリクスを利用する場合は、テンキー装置や非接触ICカード装置で先に本人のバイオ情報を読み出してからバイオメトリクス装置で生体認証するのがよいと思われます。
バイオメトリクス(識別装置)種類には一長一短があり、開発途上の技術も多く、開発動向・情報に注目して又、お知らせさせていただきます。